THE SIDE STORY of MOBILE SUIT GUNDAM 00
機動戦士ガンダム00Pに登場するMS群
エクシアのプロト機となる存在。その名はタロットカードの「正義の女神(アストレア)」から付けられた。O(オー)ガンダムの汎用性を引き継いだテスト機であり、ガンダムの各種装備をテストするために作られた。エクシアの系列機だが、格闘戦用の機体ではない。
タロットカードの「星(水をくむ女神)」のイメージを持つ機体。センサー系に特化したガンダムであり、全身に各種センサーを内蔵する。テスト機のため実戦を考慮しておらず、防御力や攻撃力がほとんど無い。この機体で得られたデータからデュナメスが作られる。
キュリオスのプロト機。完全な人型には変形しないのがキュリオスとの最大の違い。変形後の人型に近い部分の頭部は、ガンダムヘッドではなく、機首部に隠された頭部こそがガンダムヘッド。推力はGNバーニアとプラズマを切り替え可能。
タロットカードの「審判(冥王星)」から名付けられた機体。カードが持つ「復活、変化」のイメージに符合する能力として、コアファイターを内蔵している。プルトーネの惨劇と呼ばれる事故を起こす。
「神の神秘」の意味を持つ天使の名の第三世代ガンダム。型式番号から伏せられており、組織内でもこの機体の情報を知る者は限られる。その用途は、戦場などヴェーダにとって、直接データ収集が困難な場所に出向いて活動するために作られた「戦場の観察者」。
ヘブライ語の「本」が由来となっているプロトGNアームズ。ラジエルと合体することで天使の持つ書を意味する「セファーラジエル」になる。ラジエル以外のガンダムとも合体できるようになっている。まだ試作段階にある兵器。
ティエレンの開発前、太陽光紛争時に使用されていた人革軍の主力モビルスーツ。化石燃料を動力源としていた。ティエレン開発後は、第三国への輸出機「アンフ」へと設計変更され、生産を続けられることになる。
最初に開発されたヘリオンのもっとも初期タイプ。モビルスーツ形態から飛行形態への変形は、パーツ換装が必要であった。この機体は、優秀であったためイナクト登場まで数度にわたり改修され、長い間使い続けられることになる。
ティエレンの後を継ぐ主力機として人類革新連盟によって開発された試作機。その最大の特徴は装備換装することなく、地上や宇宙など異なる環境に対応出来ることにあった。正式名称は「ティエレン全領域対応試作型」。データは、「MSJ-06U-SPティエレン超兵型(ティエレンタオツー)」へと活かされることになる。
ナドレを秘匿するヴァーチェのために用意された、もうひとつのプラン。物理攻撃に特化した「フィジカル(物理的)」と呼ばれるタイプ。一方採用されたビーム兵器に特化した機体は「パーティクル(粒子)」と呼ばれる。どちらも対モビルスーツ戦ではなく要塞や艦隊への砲撃戦を想定している。これはナドレを前戦に出さないための処置でもある。