THE SIDE STORY of MOBILE SUIT GUNDAM 00
機動戦士ガンダム00Vに登場するキャラクターたち
50歳。MS開発史研究者。元々は政治歴史学者であったが、30代の時にその後の世界に大きな変革をもたらしたソレスタルビーイングの一連の事件を身をもって体験。さらに、ソレスタルビーイングのガンダムの一機「エクシア」の特殊装備を偶然目撃したことが大きな衝撃となり、彼はその後の研究テーマをMS開発史にシフトし、研究に没頭することとなる。MS研究については、メカニカルな観点からの研究者が多い中で、開発史に着目するスタイルは他に類似研究を行う者がいなかったこともあり、長く評価されることがなかった。しかし、ここ数年再評価される動きが高く、注目を浴びるようになっている。
2307年時、24歳。国連の軍事条約査察チームに所属する女性テストパイロット。主に国連加盟各国による新型機の条約規定への抵触をチェックする任を受け持っていた。そのため、各国の新型機に搭乗する機会も多かった。ソレスタルビーイングとの関わりも多く、沖縄のユニオン基地でのガンダムエクシアとの戦闘など、数度の接触がある。ロベールとは、行く先々で出会うことになり、このことは彼女にしてみれば「腐れ縁」であり、ロベールから見れば「赤い糸」であったようだ。また、彼女と同じ国連所属のアレハンドロ・コーナーの存在が、のちのち彼女の人生を大きく狂わせることになる。
地球連邦軍のエースパイロット。彼を英雄視する者からは、「鋼鉄のカウボーイ」と呼ばれ、彼を憎む者からは「統一世界の悪魔」と呼ばれる。彼のパイロット特性は、太陽炉搭載機に非常にマッチするものであったが、セオリーから外れたその動きはまるで暴れ馬のようだった。